ストーリー

  • さみしかぁないさぁ
ウッドデッキ

さみしかぁないさぁ

妻と娘を残して単身赴任。
学校とか習い事とか…仕方ないか。

ソトが好きな私は、少し大きめなベランダがある部屋を借りた。

この空間を楽しもうと簡単に設置できる
ウッドデッキと熱燗とあたたかいつまみを同時に
楽しめるコンパクトなグリルを購入。

一人で楽しむにはちょうど良い大きなで
煙がにおいも少ない。

娘からもらった猫の蚊やりも
アナログでなかなかの情緒を感じる

今日の夜はスーパームーン。
「妻も娘も、この月をみているのかなぁ」

月と酒が、寂しさをまぎらす。

新しいソトの空間を
少しは楽しめるようになったのかなぁ。

ストーリーが生まれた背景

このストーリーは別で公開されている「娘がたすけてくれた」から繋がっているお話です。

DIYで建てた小屋が、家族がまとまるきっかけとなり豊かな暮らしに繋がりましたが、数年後、残念ながら旦那さんは単身赴任になってしまう。というソトニアルの身近な人の実際に起きた物語です。
単身赴任が始まると、旦那さんは家族との賑わいが薄れ少し寂しい気持ちになります。

 

 

元々庭に出て太陽の下で過ごしたり、外の空気を吸ったりするのが好きな方が、アパートなどに住むようになるとそのような環境が減ってしまいます。

今回は単身赴任のストーリーですが、「実家暮らしの学生が一人暮らしを始める」、「社会人になり一人暮らしをするようになる」といったライフステージの変化等で、「住環境の変化」についても経験される方は多いのではないでしょうか。

そんな場合でも外空間を感じる暮らしを作るために、『ベランダを庭のような空間にすること』を紹介しています。

 

 

最近では「べランピング」という言葉が聞かれるようになりました。
ベランダとキャンピングをかけた造語ですが、ベランダにテーブルチェアを設置してカフェを楽しむ空間にしたり、家庭菜園できるスペースにしたり、棚などをDIYして飾ったりと自由な使い方をする方が増えています。
小さなスペースであっても自分の好きな空間をつくることを楽しむようになったのだと思います。

 

 

今回は簡易的なウッドデッキを敷き、旦那さんが家族のことを考えながらお酒を楽しむシーンを描いています。
このように、小さくても瞬間の居心地を楽しむ空間づくりを始めてみることをオススメします。

新しく買ったものと、ずっと大切に使っているものを組み合わせた空間づくりもよいと思います。
過去を懐かしみ、今も楽しむ。
「さみしかぁないさ」のタイトルにはそんな意味も込めています。

 

 

 

 

ちなみに今回のストーリーには続編があります。
単身赴任に伴って残った家族がDIYで作った小屋で楽しんでいるストーリーです。
こちらもご覧いただき、3つのストーリーをつなげて読んでいただきながら、是非ご自身の外での過ごし方を考えてみてください。

 

ページトップへ戻る