ソトで過ごして日本の文化を再発見
手をつけていなかった庭に芧葺小屋がやってきた!
日本の文化を感じられる心地よい空間がパッと生まれた。
茅の香りが時間を忘れさせてくれる。
小屋の中で焚き火に温かさを感じながら過ごしているとお父さんが家から飾りを持ってきた。
今日は弟の誕生日。
手持ちのガーランドやアウトドアライトを芧葺小屋に飾り付けて
パーティー会場に変わっていくうちに弟の笑顔が広がっていく。
何もなくて殺風景だった玄関横の空間が
庭として楽しい場所になった。
テラスやガレージではできない”心”を感じる小屋。
これからも大切に使って過ごしていきたいな。
七夕もハロウィンもクリスマスも芧葺小屋に飾り付けて、ソトで過ごそうね。
ストーリーが生まれた背景
今回ストーリーにしたのは、日本の文化である茅葺(かやぶき)屋根と共に時間を過ごす家族の物語です。
最近では、年を通じて大小さまざまななイベントが行われています。
クリスマスやバレンタインに始まりハロウィーンやブラックフライデーなど長く続いているものから、近年流行となったものまで、ワクワクするような楽しいイベントが日本にはたくさんあります。
世界中のイベントや文化が取り入れられているため、イベントの過ごし方も多様です。
そんな中で改めて、日本の文化に触れる機会がありました。日本の家屋に使われている「茅葺屋根」を現代でも楽しもうという「茅葺小屋」です。茅葺屋根の文化を今の時代に手軽に残したいという熱い思いをもった職人様に出会いました。
茅葺屋根は通年で収穫できる「茅」を屋根材として使用したもので、縄文時代から近代まで建築で使用をされていました。
現在日本では、消防法によって新築で使用できる地域が限られています。
茅は古くなったら細かく粉砕し、肥料として再利用することができます。
SDGsにもつながる今も昔も日本の文化を感じさせるサスティナブルな建築材料です。
また、茅は断熱性や通気性に優れた材料なので、小屋の中はとても快適に過ごせる空間です。
まさにソトとのつながりを感じさせるアイテムです。
子どもたちがその中で本を読んだり、ごはんを食べたりして過ごす姿が目に浮かびました。
「茅葺小屋」は小さな煙突のようなかまくらのようなかわいいデザインなので、置いてあるだけでも庭のオブジェとして眺めることも楽しめます。
このように庭の添景物のように眺めたり、過ごす空間として自由に楽しみながら、自然に触れて日本の文化を感じる新しいソトでの過ごし方として是非このストーリーをご覧いただけると嬉しいです。
最後に今回、そんなソトでの新しい過ごし方を発見させていただいた、茅葺小屋を取り扱うブランド様をご紹介します。
佐藤茅葺店 様
https://kayabuki.jp/