ストーリー

  • 女子の得意技、復活!!
ウッドデッキ

女子の得意技、復活!!

13年ぶりかなぁ。高校の女子集団が集まる。
「センス悪っ」て思われたくないから準備に気合が入った。

インテリアのようなBBQグリルとモダンなカトラリーはどちらもデザイン性の高いベルギー製。
友人からの「映える~」がきけて、ちょっとうれしい。
ベランダ用のテーブルやイスも何度でも何度でも、集まって囲うためにちょっといいのを選んだ。
気付いてくれてるかなぁ?

ろうそくのようにぼんやり照らす照明も「どぉーだー」って心のなかで呟いている。
酔って落としても割れないワイングラスは昔のそそっかしさを思い出させてくれ、話が尽きない。

やっぱり、何かを囲んでのおしゃべりは年をとっても、女子の得意技。
そんなソトの囲みは過去と未来をゆるやかにつないでくれる。

ストーリーが生まれた背景

このストーリーは懐かしい気持ちを楽しみながら、友人とソト(外)で過ごす物語を紹介しています。

中学や高校、大学等、学生時代の友人に久しぶりに会うと、ほっとしませんか?
卒業してから年月が経っているのに、会って話していてしばらくすると「変わらないね」という会話をお互いにしているのをよく聞きます。

この変わらない、仕草、くせ、性格などを“得意技”と表現して人とつながる物語を描きました。
変わらない中にも変化があるのが、よりこの”得意技”を際立たせてくれるような気がします。

 

女子会

例えば、彼氏ができた、結婚した、子どもができたというライフステージの変化。
アルバイトをしている、就職した、仕事を頑張っている、引っ越した、家を買ったなど人それぞれいろいろな変化があります。
そんな変わったことを話題にして友人と話し合うのが何より楽しみですよね。

そんなワクワクした気持ちを表現するように、ガーデンパーティーの準備をしてテーブルコーディネートしている女性の気持ちも表現しています。
オシャレなソファやカトラリー、照明や雑貨などお気に入りのアイテムを並べることもずっと変わらない友人に私自身の変化を報告するためなのかもしれません。

食事をただ用意するだけでなく、そのまわりを飾るソト(外)にまでこだわってコーディネートするのも、女子会の会話を目いっぱい楽しみたいから。
そんなこだわりはあのころのままの”得意技”なのかもしれません。

 

会話を楽しむ女性

いざ友人に会うと、会話はそれぞれの日常が話題。
自分のことや家族のこと、仕事のことや、もしかしたら街の景色やお店の移り変わりも話題のひとつ。

そんなそれぞれの変化を話し合っている中でも、思い出話にも花が咲くことでしょう。
カトラリーを落としたりしても、「昔もそうだったよね」と懐かしく、リラックスした時間を過ごすことができる。

友人とテーブルを囲んで過去と未来をゆるやかにつながるひととき。
食事や好きなモノ、ヒトを囲んで過ごすひとときはかけがえのない時間です。
外の開放的な空間を、お気に入りのアイテムで女子会をコーディネートすることでその場を彩り、自然にある風やにおいを感じながらソト(外)とつながる時間を楽しむ。

そんな空間づくりや人とのつながりの大切さを、このストーリーを通じて感じてもらえたら嬉しいです。

ト組では、女子会を彩るテーブルコーディネートやその空間のデザインなどの企画も行っています。

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