ストーリー

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エントランス

イスのおもてなし

今、玄関のイメージを想像中。
とうとう私たちも家を建てることに。
家族や友人を迎え入れる玄関は、
シンプルだけどどこか落ち着く感じがいい。

友人を迎え入れるとき、
いきなり、家にはいるよりも玄関で立ち話なんていいかも。

「いす、おいてみようかなぁ」

季節に合わせて、植物を変えて季節のにおいをかんじてもらうときには、アプローチの小さな庭を眺めて、お茶してもいいかも。

ソトとつながる玄関は友人だけでなく、家族ももてなす空間になる。

ストーリーが生まれた背景

このストーリーは3つの住まいの玄関・エントランスでの物語が描かれています。

 玄関ドアの隣に椅子とプランター、ポストが置かれている風景で様々なストーリーを描きました。
このストーリーのきっかけは、ふとした言葉でした。

「家の設備を選ぶみたいに、玄関の椅子を選ぶことも当たり前になるといいよね」

家づくりを考えるときに必ず検討すること。

「キッチンは何にする?」「お風呂はどれにする?」「トイレは?」

これらは必ず話題に上がるかと思います。
その中に「椅子はどうする?」という言葉が加わればもっと生活が豊かになるのではないか。

玄関前のイスとプランター

椅子の基本価値は”座ること”です。
しかし、椅子が提供できる価値はもっとたくさんあるのではないかと考えました。

例えば、玄関横に設置すればエントランスに彩りを与えてくれます。
さらに近くに草花やお庭があれば、玄関前の椅子に座ってその風景を眺めたり自然を感じたり癒しの時間になります。
また、買物から帰ってきて鍵を開けるとき、玄関の椅子がちょっとした荷物置きになりストレスを減らしてくれます。
玄関は、ソト(外)とつながる最初の場所であり、訪れるすべての人にとって一番はじめに目に入る場所です。

玄関前の親子の会話

 

「いらっしゃい」

椅子が加わることで、玄関がおもてなしの気持ちを込めたより優しい空間に変わります。
椅子にはそんな人の物語がたくさん生まれる可能性が詰まっています。
そんな暮らしをコーディネートしたのが、「イスのおもてなし」です。

椅子だけでなく、例えばこだわりのプランターを選んで設置すれば、玄関は華やかにもシンプルにもコーディネートを変えることができます。
さらにポストも自分の好みでコーディネートできれば、自分たちだけのおもてなし玄関・エントランスが出来上がります。

お家作りの際に、
「椅子はどうしますか?」「玄関の椅子なんですけど、これをお願いします!」
そんな会話が当たり前になると嬉しいです。

椅子はすぐに取り入れやすいアイテムで、またそのときの気分に合わせて変えてコーディネートできるのも魅力です。
椅子というアイテムがきっかけになって家族やまちとのコミュニケーションが広がっていきます。

ソト(外)だからこそ感じられることを見つけてみる。
それだけでソト(外)の魅力に触れています。

ソトニアルはその気持ちのデザインです。
このストーリーがそんなヒントのひとつになれば嬉しいです。

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