
ピザ窯DIY 体験レポート
ピザ窯づくりDIYの体験レポート公開します
2021年6月から12月にかけて、ピザ窯のDIYで作りたいという要望に合わせてレンガで作るピザ窯DIY体験に参加しました。
鉄筋などは使っていないDIYでの制作ですが、レンガのピザ窯をDIYで作ってみたい、庭でピザパーティーに憧れている方になにか参考になればとレポートを公開します。
途中、参加できなかった日もあり、全工程をお伝え出来ませんが、DIYの楽しさを感じてもらえたらうれしいです。
Day1 土台づくり
ピザ窯の設置場所は少し勾配がついていたのでピザ窯が平らにできるように、コンクリートを作って基礎となる土台づくりを行いました。
設置するのはこんなところです。
セメントと砂と砂利をだいたい:1:3:6の割合で入れてミキサーで混ぜました。
最初は重くて全然混ざらない!ミキサーも重くて腕が疲れるという経験をしながら、コンクリートっぽく仕上げていきました。
コンクリートっぽくなったら、それを先ほどのピザ窯設置予定場所に流して均しました。
Day1はコンクリートとの格闘であっという間に時間が過ぎてしまいました。
なんとなく土台ができたような感じです。このときは早くレンガを積みたい気持ちを抑えて、乾くのを待ちます。
Day2 焼き床づくり&ブロック積み
設置場所の基礎ができたところで、焼き床づくりとブロック積みを行います。
焼き床は型枠をつくって、アサヒキャスターでつくりました。
型枠はコンクリート型枠用合板と垂木を利用して作りました。
アサヒキャスターを耳たぶくらいのやわらかさに混ぜた後に型枠に流し込んで均します。
当日のテンションもあり、みんな直接アサヒキャスターを伸ばして盛り上がりました。
こういう体験も普段なかなかできないので貴重な体位兼でした。
均した後は、硬化するまで24時間ほど待つ必要があるので本日はここまで。型枠を外すのを楽しみに次の工程です。
次はブロックの土台に設置する万年塀を3枚加工して作ります。
Day2の最後は土台のブロック積みです。セメント:砂を1:3で混ぜてモルタルを作ってブロックを設置していきます。
まっすぐになるように水糸で位置決めをして、ブロックと地面が設置する部分にモルタルをのせて置いていきます。
ブロックの縦目地にモルタルをのせるのがなかなか難しかったです。最近は目地付きブロックも増えていますがあえて体験することを選びました。
今回、DIYということで鉄筋を入れずに作っています。穴の開いている場所にはモルタルを流し込んでいます。
Day3 レンガの加工と土台のブロック積み完成
土台のブロックの完成といよいよメインのレンガを使います。
土台のブロック積みはDay2で1段目を設置したので、上に2段積んで、最後に加工した万年塀を設置します。
どんどん積んでいくうちにコツもつかんでいくので、だんだん楽しくなってきます。
ブロック積みが完成したら万年塀を設置していきます。
最後にレンガの加工です。
煙突部分に使うレンガをコの字に加工していきます。
こんな感じで土台が完成し、いよいよレンガ積みがはじまります。
Day4 いよいよレンガ積み(ソトニアル参加できず)
いよいよレンガ積みです。ソトニアルは不参加でしたが、火入れする部分のレンガ積みをしました。
完成した画像のみご紹介します。モルタルではなくアサヒキャスターを使って積んでいます。
Day5 焼き床の設置と窯のレンガ積み
参加できなかった火入れ部分のレンガ積みを経て、焼き床の設置と窯のレンガ積みをします。
手で均した焼き床の型枠を外して、煙突につながる部分の加工をします。
加工した焼き床をレンガの土台の上に設置します。
焼き床の上に窯を作っていきます。少しずつ丸いアーチ窯がイメージできそうになってきます。
仮置きをしてから、アサヒキャスターで設置していきます。
ここからドームを作っていきます。レンガが落ちてこないように支えながらアーチにしていきます。
ドーム部分は砂を焼き床部分に入れて、アーチを作った後に、湿らせた新聞紙を敷いて、アサヒキャスターをアーチ状に均していきました。
いよいよ次の工程では、ドーム部分の完成です。
Day6 ドームの完成
最後の工程は乾いたアサヒキャスターの土台になっている砂の掃除です。
ドームを支えていたレンガや木材を外して、砂を掻き出しました。
砂とアサヒキャスターに挟まれた新聞紙はピザを作る際に燃えます。
最後に煙突部分のレンガを積み足して完成です。
ちなみにペールもDIYしました。
Day7 ピザパーティーで最終日
完成したピザパーティーの様子もご紹介です。
子どもたちはピザづくりや食べるのに夢中、大人は自分たちで作ったピザ窯で本当にピザが焼けて大興奮。
作る楽しさも、使う楽しさも、人とつながり会話もしながらの体験は貴重な経験となりました。
材料はホームセンターでもそろえることができるので、大変ですが興味があればぜひチャレンジしてみてください。
改めて、外で過ごす楽しさを実体験できる機会となりました。