
土間のあるモデルハウス 空間コーディネート事例紹介
住宅メーカー様のモデルハウスでの空間コーディネートの事例をご紹介します。
今回ご支援させていただいたのは住宅メーカーの株式会社ユニバーサルホーム様の横浜平沼店にある外と内をつなぐ土間空間のある「ドマーチェ テラスエディション」のモデルハウスの空間コーディネートとイベント企画です。
「自由な使い方ができる土間空間」のご提案
キャンプやアウトドア、DIYブームによって、家の提案に土間の価値が見直されていました。
もともと土間は家の中と外の中間領域にあって、炊事や洗濯をする場所としてだけでなく、靴を脱がずにご近所さんと会話をするゆるやかなつながりのある空間でした。
家電の登場によって炊事や洗濯は室内と作業環境が変わり、プライバシーの観点から玄関という内と外の境界ができてその役割が薄れてきました。
それが近年、少し変わりました。
キャンプやアウトドアを汚れてもよい土間を活用して楽しんだり、DIYのスペースとして活用したり、ペットの遊ぶ場所として活用したり、土間の特徴である土足で利用できる環境が新しいライフスタイルの提案のひとつになりました。
土間のある暮らしのライフスタイルとは
そんななか、ユニバーサルホーム様では土間のあるライフスタイルの提案として新しい提案を求めていました。
キャンプやアウトドア、DIY、ペット、ボルダリングなどアイデアはありふれたものばかり。
展示会ではじめてお話した際の課題でした。
当時、土間空間で昼寝をしたり、子どもが学校帰りの集会所として集まる場となるなど、土間で外を感じる空間づくりに提案していたことに共感いただき声をかけていただきました。
そこでト組として、自分らしく空間デザインを想像できるような体験型イベントを企画しました。
土間空間をト組で取扱いのあるアイテムで自由にコーディネートして土間時間を体験できるイベントを企画させていただき、参考となる空間コーディネートを致しました。
土間だけがあるわけではなく、そこで暮らしをイメージできる空間としたことで、来場者へのヒアリングのコンテンツとしても活用いただきました。
ト組のライフスタイルだけでも、アイテムだけでもない、暮らしのストーリーとアイテムコーディネートまでトータルでご支援させていただいた事例となりました。
ト組ではソト(外)での暮らしが豊かになるライフスタイルの発信をしています。
また事業者様向けにはソトをキーワードにしたライフスタイル提案の企画立案からブランディングのご協力、空間コーディネートに加えて、コミュニティづくりのワークショップなどの企画・運営も支援もさせていただいております。