
健康とは「外」とつながるコト
健康とはどういう状態なのでしょうか?
世界保健機関(WHO)は次のように定義づけています。
「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病のない状態や病弱でないことではない」
健康にはソト(外)との関わりが必要不可欠
身体的・精神的とは何とかわかりますが「社会的に完全」とはどういうことなんでしょうか?
どうやら、この社会とは個人以外の全てのことらしいです。
政治や経済だけでなく、家族、恋人、友人、隣人、上司など関わるすべてのヒト(人)。
街や自然など取り巻く環境。
つまり、有形であれ無形であれ、個人が関わるすべてのモノ、コトを社会としているようです。
個人が関わるすべてのモノ・コトと共存共栄する、身体、精神、社会、一つでも欠けると健康ではない。
それはSDGsの考え方にちかいように思えます。
ソト(外)とのつながりを感じるシーンは身近にある
ニプロさんのCMですがソトから聞こえる登下校の子供たちの声で元気をもらえ、病気に対して前向きになるシーンがあります。
ソト(外)とつながることは身体的・精神的健康がよくなる。そんなシーンです。
ある医療のシンポジウムで聞いたことがあります。
ひきこもりの人でも、一日に数回はカーテンを開けて、ソト(外)をみるそうです。
これは、ソト(外)と繋がりたいという無意識な意思表示です。
ソト(外)に可能性を求めているのです。
自分以外の何か誰か「ソト」とつながる気持ちがソトニアル
このようにソト(外)を考えてみると人とのつきあいがわずらわしいと思うことが実は不健康なのかもしれません。
楽しいことは「ソトニアル」
実は健康は「ソトニアル」
そんな意味も込めています。